追伸①
賞について少し。
5点以上獲得した作品は、一応賞候補です。
今回は、特別審査員の意向で4点についても再度審査し何点かが賞候補の枠に入りました。
約50点ぐらいが賞候補として残っていたと思います。
そして次がこの50点から賞候補を絞り込む最終審査です。
ここまでは地元審査員も関わりますが、高得点を獲得した作品ばかりですから見応えがありました。
結局、最終審査で残ったのは22点。賞の数が奨励賞も含めて21点ですから按配が良い数字です。
いよいよ特別審査員による各賞の決定ですが、中谷先生は、知事賞など上位の賞については、既に最終審査の段階で決めてあったようです。淡々と決定されました。
やはり、賞を受賞した作品は力作ばかりですね。
シャッターチャンスを逃さず、光と影を見極め、プリントの仕上げも申し分ありません。
追伸②
作品が美術館に展示されると、審査の評価が色々でしょう。
細かなところでは、目が届いていなかったかもしれませんし、私自身も心残りな点もあります。
しかし、特別審査員を中心に地元審査員の総意としての審査結果です。
総合的に見たらまずまずではないでしょうか。
事務局の話では、今回の審査は特にスムーズに運んだとのこと。
予想していたより早く終了することが出来たのは、審査経験豊かな中谷先生のリーダシップのお陰でしょう。
一方で地元審査員も控えめな方ばかり。
リーダーシップが発揮できる雰囲気が醸し出され上手い具合に歯車があったのではないでしょうか。
私としても貴重な経験をさせていただき、大変有難く感謝しています。
今後の参考として審査の様子を掲載させていただきましたが、確実な入選ラインは3点のようです。地元審査員が3名か特別審査員1名が評価すればOKと云うことですね。ただ、賞候補とはいきませんね。
賞候補の枠に入るには、最低5点が必要です。
特別審査員と地元審査員2名以上の評価が必要だと云うことです。
地元審査員4名全員が評価しても4点ですから足りません。
特別審査員の評価が絶対的に必要と云うことになりますが、別の視点から見ると地元審査員の1点も貴重な1点かもしれません。